











沖縄の夏の暑さ対策は屋根からの太陽光による熱を防ぐ事、室内の熱気を逃がす事。
その手段として天井レベルの高窓を設けて風を通し、上昇して天井付近に溜まる熱気を外に逃がすようにしている。
外の庇が雨を遮り、高窓なので夜間・留守中も開放でき防犯上も有効となる。
この高窓の計画によって3.7mの天井高さを確保、高窓の透明ガラスから外へ視線が抜ける効果もあり、室内空間に広がりを与える。
また、平屋建てでありながら、和室の天井高さをおさえてその上にロフトを設けている。
来客時の室内への視線制御・防犯面は考慮しながら、既成概念のスペースである玄関・玄関ホールは細かな区切りをなくす・面積縮小の為あえて設けていない。
玄関ドアを通り抜けると玄関の土間がそのままリビングの土間につながっている。
土間はその先のテラス・石のオブジェ、シンボルツリーのある庭へと延び、家の内と外とが一体になるようにしている。
サッシを開け放すとこの半戸外的な土間に、ここちよい風が吹き抜けていく。
「十人十色」。住宅も住むひとの好み・生活スタイルによって決まった型はなく、どれもがオリジナルなのが理想。それを実現できたと思う。